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ファシリテーターについて

一般にファシリテーターというと以下の能力が求められています。

参加した方の対話が円滑進むようなスキルを身に付けていること
 

参加者に興味を持ち、個々の背景を捉えた上で、各自の持ち帰りができるよう配慮できること

さて、ペイシェントサロンは、患者と医療者が対等に対話する場です。この両者は、医療界においては「医療者が上、患者が下」という構図があります。そこで、ペイシェントサロンファシリテーターは、前述した一派的なファシリテーターの能力に加え、その関係性を崩し、患者協働の医療を目指し、対等に対話させるマインドとスキルが必要になります。具体的には以下の様な特徴があります。

原則として患者や身体障がい者あるいは医療者であること
 

これにより、参加者の共感を得られるという大きなメリットがあります。

 


医療の現場や社会的背景を把握する努力をすること
 

患者が一方的に意見をするのではありません。医療者に教えてもらうだけではありません。両者の置かれている立場を理解し、対話を進めていく姿勢が必要です。

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